1892年以来の伝統

 

その130年の歴史において、メッツラーは常に技術革新によって市場の要求に応えてきました。メッツラーはいつの時代も業界のリーダーであり、他社の先を行く時代のトレンドを確立し続けてきました。ここでは、メッツラーの長い歴史におけるいくつかの大きな出来事をご紹介します。

1863 - R.フリードリッヒ・メッツラーが、ゴム製品や伸縮製品の販売会社をドイツ・ミュンヘンに設立。
当時の取扱い品目は、専門工具や手術用品、スポーツ用品、玩具、防水衣料などであった。
1871 - シュバンターラー通りに最初のゴム製品工場を開設。
同工場の能力を上回る需要に応えるため、1887年に新工場を建設。インドゴムの処理を飛躍的に改善する新手法を導入(後に特許を取得)。


1890
- 亜麻布および綿布用の多層ゴム製造法を開発したことにより、成長著しい航空産業をリードする企業となる。
この方法で製造された製品は、気球、飛行船、飛行機の構造材料に採用。
1892 - 自転車、バイク、および自動車産業向けのタイヤ開発において重要な役割を果たす。
1933 - 新しい合成ゴム「ブナ」を使用した最初の実用タイヤを製造し、タイヤ製造において大きな成功を収める。
1937 - バイクの世界速度記録279.5km/hを樹立。
1945 - 戦争により工場が完全に破壊される。
終戦後直ちに再建が開始され、その後、従来からのタイヤ製造とは別に、工業用ゴム分野とレジャー分野において新たな業務を開拓。
1974 - 最初の偏平タイヤ製品となる80、90シリーズ発売。
1978 -ヨーロッパ初のチューブレスタイヤを開発。
1978/79 - 経済的理由により方針を転換し、バイク用タイヤ専業メーカーとなる。
ミュンヘンの製造工場を閉鎖し、オーデンバルトのブロイベルク第2工場にすべての生産を集約。


1982
- 通常の縦方向ではなく横方向の溝で構成されたトレッドパターンを持つ初めてのタイヤとなる「ME 33 Laser」を開発。

1983 - ケブラーベルトを使用した初のバイアスタイヤの大量生産を開始。MBS(Metzeler Belt System)の導入に発展。

1986 - 1986年1月1日、ピレリグループ傘下に入る。既存部門の独立企業への再編を経て、1989年にピレリがMetzeler Reifen GmbHを設立。同年、リアホイール用アローパラボリックタイヤ「ME 1」発売。

1987 - シリカ使用のトレッドコンパウンドを採用した初のバイク用タイヤ「CompK」発売。
1992 - ゼロディグリー・スチールベルトを採用した世界初のバイク用ラジアルリアタイヤ「ME Z1」発売。
1994 - バイクの24時間世界速度記録246.0km/hを樹立。
1995 - メッツラー品質管理システムがDIN EN ISO 9002の認証を受ける。
1996 - ゼロディグリー・スチールベルトを使用した初のラジアルフロントタイヤ「ME Z4」を開発。「ME Z4」は、画期的なゼロディグリー・スチールベルトラジアル技術を採用した世界初のタイヤとなる。
2000 - 世界のチューナーの要求に応える新製品「ME 880」(サイズ240/40 R 18)を発売。幅243mmはバイク用としては世界最大(当時)で、特許ゼロディグリー・スチールベルト技術を採用。


2003 - スポーツツーリングバイクの発展と今後の展開に対応するために、この分野の新たな基準となる「Roadtec Z6」を発売。

2004 - 性能向上の方法や完璧なラップに少しでも近づく方法を常に模索するメッツラーのあくなき完璧の追究が、新しいロードレース用コンパウンドタイヤ「Racetec K」として結実。

2005 - ワールドチャンピオンファクトリーチームとの協力によって開発した究極のスーパースポーツタイヤ「SPORETEC M3」と、卓越した特性を持つエンデューロ用FIMタイヤ「MCE 6days Extreme」を市場投入。さらに、中型バイクおよびネイキッドモデル、ツーリングモデル用の新しい「Lasertec」や、新型スクーター用タイヤ「FeelFree」も発売。

こうしたバイク用タイヤの開発においては、不可能と思われるようなものもありましたが、これらの成果のいずれをとっても、高品質のバイク用タイヤの開発において100年以上の歴史を持つメッツラーの目指す未来は、極めて興味深いものであることがお分かりいただけるでしょう。メッツラーは生粋のバイク用タイヤメーカーです。



最終更新: 2007-12-19